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ラプターズ 対 バックス 第4戦

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ラプターズ 87 バックス 76

ホームで快勝し一気に行く気に溢れているだろう若いバックス。 大敗を喫した同じ日にレブロンが大逆転劇を見せ、翌日にはウェイドも意地を見せたので、このブログで酷評されるラウリー&デローザン。

この試合ではラウリー18点、デローザン33点の計51点を稼ぐ。レビューで50点をあげればラプターズの勝利と予想していたけど、それは2人が点を取れば周囲が空き、スペシャリスト達が活きるから得点が伸びる。しかしこの試合では予想外のロースコアとなった。

ラプターズがとった戦略は、スタメンからバランチューナスを外しガードのパウエルを入れたスモールラインナップの採用。 セルティックスもスモールラインナップで成功したが、ボール循環の向上とアウトサイドシュートというスモールらしい狙いだった。しかしラプターズの狙いは違うので、それを軸にして試合を振り返ってみよう。

①デローザンのドライブGOGO

デローザンはスコアラーSGだけど現代的ではなくジョーダンの系譜に連なるタイプ。アウトサイドシュートではなくドライブとジャンプシュートで得点する。

ラプターズがシーズン後半に勝率を上げたのは、オフェンスでドライブのスペースを作りつつ、合わせとアウトサイドシュートが出来るイバカを獲得したから。運動能力の高いストレッチ4は少ない。 プレイオフでもイバカは活躍するものの、エース2人が不安定になってしまったので、先ずはインサイドのスペースを増やし、2人に活躍させる事を優先した。

バックスのインサイド陣をゴール下から遠ざける事でラウリー&デローザンで50点を稼ぎやすくした。厳しい状況で稼げば、それだけ周囲はフリーになるが、寄ってくるディフェンスを減らしただけなので周囲が伸びないのは仕方ないか。

2人でFG20本を決めた中で15本がペイント内なので、その効果はハッキリと出た。なお、ミドル外し過ぎ。

これを受けてバックスは後半になると全員でインサイドヘルプの体制をとる。小さく守るので外は空き気味なのだがパウエル以外はシュートの入らないラプターズ。特にイバカは外し過ぎ。ここまでエース2人を唯一助けてきたイバカだったが、打つは外すわで負けてたら叩かれまくっただろう。

②バランチューナスの復権

スタメンから外されたバランチューナスだけど、彼を活躍させるためのスモールラインナップでもあった。 高さとスキルがあり1on1ではかなりの強さを発揮するバランチューナスだが、運動能力は高くなくミドルがないので、ヘルプに来られるとシュートを外してしまう。

しかし、今日はスモールラインナップでインサイドは1人きり。1on1なら負けないし、スペースあるからデローザンのドライブからパス貰ってゆっくりシュートにいく時間もある。

というわけで大事な場面でベンチからFG5本全て沈めて12点をあげ復権するバランチューナス。 このスモールラインナップはシャック時代のレイカーズも同じ。スモールでなかっただけで。

しかし、インサイドにヘルプ来ないのはバックスも一緒。ソーンメーカーとモンローで21点をとる。特にベンチから出てきたモンローのほうが活躍したのは相手がバランチューナスだったから。 シャックならこうはいかない。

なお、同じく空いているインサイドに飛び込みダンクをミスるイバカ。活躍するチャンスが多かったのに彼の日ではなかったようだ。

③オフェンスはディフェンスから

展開を早くし得点を上げる事を目的にするのが一般的なスモールラインナップだけど、ラプターズは97回ポゼッションありながら87点しか取れていない。90を切る遅いペースでハイスコアになるジャズのスモールラインナップとは大違い。

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