人生100年時代!総合型クラブ&地域バスケで未来創り

普及と育成の両輪をまわす仕組みを考える(その1)

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本バスケットボール協会をはじめ、国内の各スポーツ種目団体(協会・連盟)は必ず、種目の「普及」と「育成」をテーマに掲げています。

それぞれの種目団体にとって、普及なくしては、その市場も小さいままで活動が成り立たず、さらにいえば社会的に認められているといえないということになるのだと思います。

いっぽうで育成の仕組みや環境づくりが整備されていないと、一時的に結果が出たとしても(メジャー種目ではそれらがなければ結果もでない)次世代に続かず、種目を応援する人たちや支持する人たちも盛り下がり、競技人口も減るという悪循環になる可能性があります。それ以外にも色々考えられるのでしょうが、いずれにしても「普及」と「育成」は大変重要です。

さて、日本のジュニアスポーツは、体育や部活動と密接につながっており、またスポーツ少年団などのジュニア団体や民間クラブ(スイミング、体操、テニスなど)が、普及部分にあたる受け皿となってきたことはいうまでもありません。国内では、いよいよ人口減少がはじまっており、少子化の流れはとまっていません。子どもたちの母数が減っているわけで、減っているのは仕方がないと思われるかもしれません。

しかし個人的には、仕方を変えれば、仕方がないから仕方があるに変わると思っています。それは「普及」と「育成」の両輪をきちんと回すことです。ただそこにはあるパラダイム変換も必要です。どの種目団体組織もまず「強化」に目がいってしまい、そのうえで「普及」や「育成」を考えていると感じるからです。このままでは多くの種目はパイの奪い合いで、淘汰されていくのではないでしょうか。本来は「普及」があって、「育成」があって、そしてようやく「強化」だと思います。それぞれの種目が本当に普及を考えているのならば、種目間で連携や人材交流などもはかり、今まで参加しなかった新たな層を生み出していくとアプローチができていくと良いと思うのですが。

したがって地域末端で裾野を広げるには、「大会上位を目指すこと」と同じくらいの価値観をつくる必要があるのではないかと思います。それが「長くプレーを続けること(年数)」なのか「(競技をする)人数」自体に表されるものなのか、それ以外のものなのかは、まだ自分にもはっきりと見えてはいません。

ただ地域スポーツで場づくりをしばらく行ってきて思うことは、「過程においての満足度や、もっといえば幸福感」のような要素が関係しているものではないかということです。もちろん大会上位を目指すことが、その過程においても幸福感が高ければ、言うことなしでしょうね!

バスケをはじめスポーツの普及とは何かを、今後地域現場にかかわる自分なりに掘って考えていきたいと思います。



1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
バスケの場づくり
総合型地域スポーツクラブ
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

松戸ジュニアラグビー練習会2017-31【Dream Rider  西山淳哉】

バスケットボール部・第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 対立大②【「中大スポーツ」新聞部ブログ  ~劇闘中大!中大から大学スポーツを熱くする~】

【#オールジャパン 2017-2018】全日本バスケットボール選手権大会、3次ラウンド組み合わせ決定。【名寄地区バスケットボール協会HP管理人ブログ】

秋マラソン目前!~ランニングセミナーのすすめ~【TeamAOYAMAブログ】

にしやん松戸ラグビー教室2017-44【Dream Rider  西山淳哉】

ゴルフ◇ショットを簡単にする3要素【ゴルフ:絶滅危惧種のクラブ作ります】

地域バスケの記録(中学バスケ選抜選考会)【人生100年時代!総合型クラブ&地域バスケで未来創り】

スポーツで価値をつくるって何だろう その1【人生100年時代!総合型クラブ&地域バスケで未来創り】

ブロガープロフィール

profile-iconold-rookie

会社員を辞め、総合型地域スポーツクラブ(世代、レベル、種目の3つの多様性を持ち、地域に密着したスポーツクラブ)の運営(経営)をし、子ども達を中心に地域住民の方へのスポーツ指導や場づくりをしています。

試行錯誤の毎日。新たな領域として地域スポーツを職業とする雇用の受け皿づくりにもしていけたら・・・

期待と不安。どうなっていくかは・・・行動していくなかで結果として出てくるでしょう!

クラブでは複数種目(バスケ、バドミントン、新体操、硬式テニス、チアダンスなど)を行っていますが、特に種目モデルのバスケットボールでは、地域発の様々な試みを行っていけたらと思っています!

ブログ題名も「ライフ・シフト」でも言われる人生100年時代ということで、「60歳を超えても楽しめる地域スポーツの場づくり」から「人生100年時代!総合型クラブ&地域バスケで未来創り」に変えました。改めて宜しくお願い致します。
  • 昨日のページビュー:4
  • 累計のページビュー:148517

(12月09日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 今後の総合型地域スポーツクラブ振興の在り方について~7つの提言~
  2. スポーツ(中学生・高校生バスケットボール)教室開始に向けて
  3. 総合型地域スポーツクラブでバスケの場づくり
  4. バスケットボールのU15クラブユース化を想う
  5. 中学生クラブチームが参加できる大会
  6. 男子バスケ全日本代表監督に小野秀二氏を起用?!
  7. 女子のワンハンドシュートチーム(東京成徳中女子バスケ部訪問)
  8. 昌平高校(埼玉県高校男子バスケ全国常連校)で指導者講習!
  9. みんなワンハンドシュートの女子ミニバスチームを目指す!
  10. 『真下投げ』で子供たちの投げる力を高める

月別アーカイブ

2017
10
2013
11
04
2012
10
2010
08
05
04
02
2009
10
09
08
05
04
03
01
2008
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
2007
11
10
08
07
02
01
2006
12
10
09
08

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年12月09日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss