MLB 戦いの原理を求めて

ヤンキースがダルビッシュへ7年1億6千万ドルオファーというガセ!アストロズ革命、BS放送を見終えて!ブログを終えるにあたって、なぜ当ブログは戦略をテーマとしてきたのか。

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大谷二刀流からヤンキースとドジャースの贅沢税ラインを切る意味の戦略的な違いについて、最後にアストロズへと内容を進めていきます。

ベースボールの知識と戦略の知識は全く違うと繰り返し言ってきました。例えば今から3か月前になります、どれだけ巷において中四日だから大谷二刀流は不可能であるという言説がまかり通っていたか、みなさんは覚えているでしょうか。

中四日という固定概念に囚われた人は、張本的な固定概念と五十歩百歩であり、すべからく戦略的な思考とはどういうものなのか、全く理解をしていないと結論できます。

当ブログでは後出しすることなく8/31にこういう記事を書きました。9月に入る直前です。

<戦略の目的>と中四日という<制約条件>を比較した際に、戦略家とは<制約条件>に縛られず目的を選択できる人のことである。

では具体的にはどうしたらいいのか。

中四日でローテは回すものというこれまでの既成概念を白紙に戻して、目的のために<制約条件>を解除する柔軟な発想をすることになる。戦略性の高いGMならば中四日という<制約条件>を動かすアイデアを必ず出してくる

結論

<戦略の目的>と<制約条件>を明確に区別し、戦略家とは条件によって現実の動きを規定される人ではなく、条件を動かすことによって目的を達成しようとする人のことである。」

そして一か月後、9月になってパドレスが6人ローテを実践したことをおそらくこのブログを通じてはじめて知った人も少なくなかったものと考えています。エンジェルスは大谷獲得のために準備した期間も極めて短く、全く大谷から選んでもらえるとは思っていなかったようですが、とりあえず条件だけでもパドレスの打ち出している条件を包括してしまえば、DH制がある分だけパドレスよりも上に立てる可能性が出てくるとエンジェルスのGMも定石通り考えた。

戦略的思考の基礎知識があれば、大谷を獲得するためにそのチームは必ず6人ローテを導入することなるという予測は、論理的には当然の帰結であったと言えます。

何が言いたいのか。

戦略的思考においては、目的ありきであり、制約条件は解除すべきものに過ぎないということ。これは戦略において初歩の知識です。

ドナルド・トランプという大統領がいます。マスメディアによって完全包囲された者が、大統領選において奇跡的に勝利するという結果をたたき出したドナルド・トランプは建築業でブルックリン地区で成功した父フレッド・トランプに影響を受けたと言われます。

しかしドナルドが父フレッドとの決定的な違和感を感じたのは、新しい事業を起こす際に、堅実派のフレッド・トランプがまずコストカットありきの思考であった点にあると自伝にはあります。このコストカットありきの父フレッドの考え方ではブルックリン地区の地域開発では成功しても、隣のニューヨークで大成功を収めるような世界一の不動産王にはなれないとして、どうしても馴染めなかったのだとドナルドは言います。

ドナルド・トランプの口癖は「think big」。

<最高><世界一><最大>という言葉がトランプの口癖でもある。目的を世界一に定めてそのために何をすべきかと考え、実行してきた結果、トランプはメディアを最大限活用して不動産でも大成功を収め、ついにはアメリカの大統領まで上り詰めることができました

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ヤンキース
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RE:ブログを終えるにあたって、なぜ当ブログは戦略をテーマとしてきたのか。

このブログでは2015年に「被弾率の高い NYYエース田中の行く末」という記事を書いて「田中将大は防御率4点台の投手になってマスメディアに叩かれることになる」と予想しました。

ところが予想に反して2016年に田中は防御率で3点台前半の成績を残した。そうしたら「クレバーさが光る田中将大 fWARはメジャー上位にランクイン」という記事で「田中は楽天時代から課題解決能力の高いクレバーな投手だった」と書いた。

そして、去年2017年に田中の防御率が4点台後半に悪化すると今度は「田中そしてダルビッシュ、長いキャリアの中で運不運は必ず相殺される」という記事で2015年に田中について書いた記事を引用して、いかに自分の目利きが優れていたかを示す。

今回、投稿された記事で「戦略的正しさは状況に応じて変化する」と書かれましたが、なるほどご自分でもそれをしっかりと認識して実践されているわけですね。

田中が高い評価を受けている時に逆張りの記事を書いておいて、その通りになった時は、その記事を引用して自分がいかに世間より優れているかを示す。もし予想と逆になった時は、突っ込まれる前にすかさず修正記事を出して評価を落とさないようにする。素晴らしい戦略だと敬服いたしました。

人生において自らの評価をあげるにはどのような戦略的思考が必要かを学ばせていただきました。どうも、ありがとうございました。

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大谷を口説くために日本ハムが用意した提案書に感銘して以来、日本ハムのファンとなる。二刀流については入団当初から 支持をする。

歴史や戦略 戦術をテーマにずっと研究してきました。

MLBで最も惹かれる人物は、リグリーフィールドの蔦を考案した人。7イニングストレッチで「Take Me Out to the Ball Game」を歌う文化を定着させた人物と言ってもいい。

2015年7月5日に自分がどうしても書きたかった記事をupする予定です。ビル・ベックを知らずしてMLBの歴史は語れない。


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(01月18日現在)

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