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【プレビュー】FC岐阜ーファジアーノ岡山(J2第40節 2015/11/08@長良川)

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【今こそ見せつけてやれ オカヤマ魂】

前節讃岐に敗れ、プレーオフ圏内も事実上可能性がなくなり、負けなし記録も途絶えてしまいました。 そういった状況の中むかえる岐阜戦。モチベーション的には難しいものもあります。個人的にも、讃岐に敗れた段階で、長良川まで行こうか一瞬悩みました。しかし、讃岐戦で負けたこの悔しさを晴らすのは来年ではなく、負けたホイッスルの瞬間から、と思い直し、やはり長良川まで戦いに行こうという気持ちになりました。

岡山の漢ならば 気持ち見せ戦い抜け 今こそ見せつけてやれ オヤカマ魂

岡山のチャントの一つです。最近は試合中に歌われる頻度は少ないですが、昔から歌われているチャント。まさに今選手たちに贈るべきはこの気持ちではないかと思います。最後まで戦い抜く、そして、その中に、次のステップにつながるものを見出す。そんな戦いが残り3試合続くと思います。 39試合を戦い、選手・監督・コーチとそれぞれに「今シーズンのやり残し」があると思います。そのやり残した部分をしっかり積み上げてシーズンを終える、それが今の岡山に求められることだと思います。

【残留に向けて勝負どころのFC岐阜】

今節はFC岐阜との対戦です。岐阜は8月頃までは最下位に沈み、自動降格は免れないかと思われていましたが、その後ムラはあるものの完封ゲームも増え、勝ち数は12まで伸ばすと同時に20位以内を守っています。 チームの状態を上向きにしたのが、守備では途中加入の渡邉、攻撃では怪我から復帰したレオミネイロでしょう。まず渡邉は、途中加入ながらディフェンスラインでリーダーシップを発揮し、守備の安定をもたらしました。特徴は粘り強い守備。スピード・パワー・高さのバランスも良く、ハードマークで相手のチャンスを摘み取ります。また、コンビを組む岡根も190cmの長身を活かしたプレーが武器で、セットプレーでのターゲットとしても脅威になります。 攻撃では、注目はレオミネイロ。瞬発力とボールキープ力に長け、フィニッシュの精度も高いものがあります。レオミネイロのカウンター一発でゲームを取り切ってしまうほど、決定的な仕事ができる選手です。このほかでは、豊富な運動量で攻守に貢献するボランチのヘニキ、渡邊と同じく途中加入ながら攻撃に厚みを持たせた風間や砂川、磐田や甲府で活躍したジウシーニョと、駒は揃っています。また、最近点は取れていませんが、岡山出身の難波宏明の存在も見逃せません。 一方でこの試合は、チームの要ともいうべき髙地が出場停止となっています。華麗なパス・視野の広さ・そしてときにはフィニッシュにも絡む攻撃力は脅威なだけに、髙地の出場停止は岡山にとっては追い風かもしれません。また、守備は崩れるときと最後まで集中できるときがはっきり分かれており、岐阜の集中を奪うような、攻撃のバリエーション、また、単純に裏を狙った攻撃も、有効と思われます。

【ぜひ見たい「勝負へのこだわり」】

ここ2試合、特に采配面で「勝負へのこだわり」という部分の欠如を問題視しています。この試合は確かに岡山にとっては事実上の消化試合かもしれません、しかしこれを単に消化試合として戦うのか、しっかりと目標をもって、勝ち点を1でも多く取るために戦うのか、まったく意味合いが異なります。 前節の試合後インタビューで、矢島は「勝ち越しも一つのモチベーションになる」と言っています。勝ち越しには少なくとも2勝1分が必要で、これは良い目標設定だと思います。あるいは、片山も「ゴール」という部分へのこだわりが、プレーやその言動からも見て取れます。このまま今シーズン取れずに終わるのか、何点かとって終わるのか、来季へ向けてまったく違うと思います。 また、徳島で監督をつとめていた美濃部直彦(今年途中まで長野の監督をつとめるも辞任)は、過去にこんなエピソードを明かしています。 「2010シーズン、9位で最終戦の千葉戦を迎えていた。8位になることを目標に、最終節は他会場の経過も耳に入れながら、戦いを進め、最後は引き分けでもOKという判断をして、結果的には1-0のリードから1-1に追いつかれたが、8位になることができた。」 この翌シーズン、最終節まで昇格争いをし、結果的には奇しくも岡山に敗れて昇格を逃したのですが、そのシミュレーションにはなったと振り返っています。 確かに順位が一つ違ってどうたという話はありますが、そういったシミュレーションをしながら戦うことも一つの方法だと思います。 現在順位は14位ですが、やっぱりボトム11では終われないでしょう。なんとかトップ11、そして一桁順位と、ファジアーノ岡山というクラブがこれまで積み重ねてきたものを逆行させない、一歩一歩の歩みを確固たるものとするためにも、結果が必要だと思います。 選手起用に関しても、妥協せず、勝負へのこだわりを見せてほしい。その姿勢が、必ず次の一歩へとつながると思います。

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