すべてはファジのため

【レポート】東京ヴェルディーファジアーノ岡山(J2第36節 2015/10/10@味スタ)

このエントリーをはてなブックマークに追加

【内容では圧倒されるも決定機数では上回る】

正直、勝ち切りたい試合でした。矢島の一瞬の隙を狙ったシュートで先制し、前半も何度かピンチを迎えるも辛抱。しかし、後半立ち上がりから、東京ヴェルディが少しサイドで起点を作る形に変えてきて、その部分で連続して与えてしまったセットプレーから不運な形で失点。その後はポゼッションを含めヴェルディがゲームを支配するも、決定機の数は岡山も多かったと思います。 先に行われた愛媛と長崎のゲームがドロー、そして結果的には同時刻にゲームをした千葉も敗れ、プレーオフ圏内へ向けて差を詰めるという意味では最も望ましい結果となりましたが、自分たち自身が残念ながら勝ちきることができませんでした。 ゲーム全体の印象としては、ヴェルディのパスワークに圧倒されていたと思います。岡山の攻撃パターンは、ある程度高い位置で相手のパスミスを奪ってのカウンターや、あるいは、相手のビルドアップのずれからボールを奪い、逆に押し込んでいくという形だと思います。そういったシチュエーションは、ここ最近はきっちりできていましたが、この試合に関しては、ヴェルディが中盤でパスミスを犯すシーンがほとんどなく、自分たちの攻撃の形というものはあまり作れませんでした。東京ヴェルディのシュート数はなんと24。単に押し込まれていたというだけでなく、ヴェルディの側からすると、しっかりシュートの形で攻撃を終わらせていた、すなわち、岡山のカウンターのチャンスがほとんどなかったということだと思います。実際、水戸戦であったような、押谷や片山が裏に走ってそこへボールが出たり、あるいは、途中出場だった田中奏一が仕掛けたりするシーンはほぼありませんでした。 これだけ攻められて、よく1失点で済んだというところだと思います。相手のシュートミスに加え、ゴールラインで伊藤・岩政がクリアするシーンがあり、もっと失点していてもおかしくなかったと思いますし、その部分は、チームの土台となる「最後まで体を張ったディフェンス」がしっかりできていた証でもあります。シュートもたくさん打たれましたが、中林が脅かされるシーンがシュート数に比例して多かったかと言えばそうではなく、シュートコースを切る、プレーを限定させる、といったことはできていたということだと思います。 試合の流れとしては、ある意味長澤監督の想定内だったと思います。なんとか終盤まで辛抱し、最後に「カオスの状態」を作り出す中で、得点を奪って勝ちきるというプランはぶれていませんし、実際ロスタイムには久保と篠原が決定機を迎えました。そこで取れた試合が、ホームの岡山戦や大分戦ですし、取れなかった試合が、アウェーの愛媛戦や京都戦ということで、ここはある意味仕方がない部分だと思います。これだけヴェルディにポゼッションされ、しんどい展開だったと思いますが、最後には勝ちきる一歩手前まで持ってきた、ここはチームとしてやろうとしていることは継続できていると言えると思います。 ただ、やっぱり最後決めきってほしかったのが正直なところです。久保も打たずにキーパーをかわすという判断ができれば、ヴェルディのキーパーの佐藤は身を投げ出してコースを切りにいっていただけに、かわせていたでしょうし、篠原も、最終ラインからゴール前までランニングして、本当に体力的にも厳しい状況だったと思いますが、トラップして落ち着ける余裕があれば、ゴールに流し込めていた気がします。 この辺りは、決められなかった選手が云々ということではなく、チーム全体としての課題だと思いますし、フィニッシュの精度が上がれば、当然勝ちきるチャンスは高まりますが、今日明日でそういった落ち着きや技術的な部分が高められるわけではなく、粘り強くこういった戦い方を続けていく中で、取れる勝ち点を確実に取っていく、そういう姿勢が重要だと思います。 そのほか、矢島のポストに当たったシュートや、押谷のドリブルからのシュートも、当然決まっていても不思議ではなかったと思いますし、チャンスがあった選手は皆悔しいでしょう。残り6試合に、その悔しさをしっかりぶつけてもらいたいと思いますし、サポーターとしても、そのためのサポートをしっかりしていきたいと思います。

4ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
ファジアーノマッチレポート
タグ:
jリーグ
j2
矢島慎也
久保裕一
押谷祐樹
伊藤大介
篠原弘次郎
岩政大樹
ヴェルディ
東京
岡山
ファジアーノ
J2
Jリーグ

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

【白鳥城の騒霊】Jリーグ初の2月開幕へ! ~秋春制のための、ちょっと微妙なムービング・ゴールポスト~【白鳥城の騒霊】

監督のミス湘南vs松本【毎日フットボール】

第800回toto 予想のまとめ【当てtoto】

【プレビュー】東京ヴェルディーファジアーノ岡山(J2第36節 2015/10/10@味スタ)【すべてはファジのため】

2015:J2:33節:A:vs京都サンガF.C.「勝負に出た引き分け」【蹴鞠談議2】

ようやく垣間見えた「長澤サッカー」の片鱗  10.4水戸ホーリーホック戦レビュー【ファジも鳴かずば撃たれまい】

2015:J2:34節:H:vs大分トリニータ「1点の重み」【蹴鞠談議2】

2015:J2:35節:H:vs水戸ホーリーホック「好調の要因と来季への課題」【蹴鞠談議2】

ブロガープロフィール

profile-iconfagiano12

ファジアーノ岡山を熱くサポートすべく、様々な視点からファジアーノについて書いていきたいと思います。
その他、Jリーグ全般の雑感等についても書いていきます。

ホームゲームはGATE10で声出ししながら見ていますので、分析にはあまり自信がありませんが、よろしくお願いします。
  • 昨日のページビュー:0
  • 累計のページビュー:558074

(10月19日現在)

関連サイト:twitter@12fagiano12

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 「ぶちくらせ」について1人のファジアーノサポーターとして
  2. 【サッカーの神様は見捨てなかった】松本山雅-ファジアーノ岡山(J1昇格プレーオフ準決勝 2016/11/27@アルウィン)
  3. 【歴史の差を埋めるその日まで】セレッソ大阪-ファジアーノ岡山(J1昇格プレーオフ決勝 2016/12/4@金鳥スタ)
  4. ありがとうスカパー!、そして、日本のサッカーメディアはどうなる?
  5. ファジアーノ2016展望 (1)補強まとめ編
  6. 【未来は自分たちの手で切り拓く】清水エスパルス-ファジアーノ岡山(J2第41節 2016/11/12@アイスタ)
  7. ファジアーノ岡山2017シーズン新加入選手紹介
  8. ファジアーノ2016展望 (2)システムとシーズンの戦い方編
  9. ファジアーノ2016展望 (3)ライバル分析編
  10. 【不屈の闘志豊川雄太とともに】ファジアーノ岡山-清水エスパルス(J2第21節 2016/7/3@Cスタ)

月別アーカイブ

2017
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年10月19日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss